岡垣町で「ちたる農園」を営んでいる神谷愛と申します。
ちたる農園園主「神谷 アイ」のプロフィール↓
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ふるさと納税とは
ふるさと納税は、納税者が自治体へ寄付金を納め、リターンとして地域の名産品などをうけとる制度。
出品者は価格の3割を利益として受け取れます。
1万円のものを出品すると、3000円が利益!!
出品者の基準
- 自治体内に事業所があること
- 税金の滞納がないこと
- 暴力団による不当な行為の防止等に関する法律に掲げる暴力団の構成員等でない者
ハードルは高くありません。
小規模経営でも条件を満たしていれば出品可能!
「家庭菜園レベル」でもOKよ!
ふるさと納税に出品すべき4つの絶大なメリット!
ふるさと納税に出品するメリットは4つ。
- 出品手数料なし
- 発送料無料
- 圧倒的拡散力
ひとつひとつの恩恵が強力すぎる!
説明していきますね!!
メリット1 出品手数料なし
ふるさと納税は出品手数料がゼロ!!
だから商品の値段がそのまま利益に。
ネット通販といえば、メルカリやヤフオクが有名ですよね。
利用した方ならわかると思いますが、出品手数料が商品価格の約10%程度かかるんですよね。
これが地味に痛い。
売れれば売れるほど手数料が積み重なり、バカにできない額になってきます。
その反面、ふるさと納税は手数料の心配なし!
メリット2 発送料無料
自治体指定の配達業者を使えば
送料がタダ!!
集荷もタダ!!
だから家からでなくてOK!
実際の作業は「梱包」だけでいいので、その時間を収穫や梱包に回すことができます。
メリット4 圧倒的拡散力
ふるさと納税のサイトにお礼品を掲載すれば、全国発信できます!
日本中に宣伝できるんです!!
主なサイトは
- ふるさとチョイス
- さとふる
- 楽天ふるさと納税
- ふるなび
- ANAのふるさと納税
たくさんの媒体で無料で広告できるのはありがたい!
また欲しい!と思ってもらえれば、リピーターになってもらえるチャンス!
ふるさと納税に出品するデメリット
実際に利用して感じたデメリットをお伝えします!
出品者登録が面倒
出品に際し、役場の担当の方と何度か会うことになります。
例えば
- 実際に畑を見に来て耕作の様子を確認
- 出品する作物に関してのヒアリング
- 登録手続き
など
岡垣町の登録の流れはこんな感じでした↓
役場に登録申し込みを依頼
住所 氏名、品目等を記入する書類を作る
作物に関してのヒアリング、畑の確認
出品する商品の説明やサムネイル画像をつくる
出品!!
出品の登録や条件は各自治体によって異なります。
出品の1〜2ヶ月前から動き出さなくては間に合わず、手間と時間がかかります。
商品説明やサムネイルは作らなくても、役場の方が代わりにつくってくれるんですが、手塩にかけて育てた作物の魅力を役場の方が的確にアピールできるとはかぎりません。
せっかく売るのですから思いを伝えたいですよね! そうなると画像や文章で伝えるしかないんです。
自分で作る!!となると、パソコンスキルが求められるのもデメリット( ;∀;)
まぁ高度な知識が必要というわけではないので、頑張れば1日で作れます!!
商品説明やサムネイルは自分で作ろう!!
「CANVA」を使えば簡単よ!
価格設定の自由がきかない
納税額は3000円、5000円、1万円などコースに分かれていて、区切りのよい値段設定になってます。
よって出品者は値段設定できません。
値段を明快にしたのは消費者ファーストな視点によるもの、千円以下の端数を調整できないのは出品する側としてのデメリットです。
その中で上手く商品化するしかないんですねー。
ちたる農園は文旦の詰め合わせ「5 kg を3000円コース」「 10 ㎏を 1万円コース」など重さによって分けてるよ!
価格の3割が利益として受け取れます。1万円だと3000円が手元に残ります。
価格設定をまちがえると、赤字になる可能性もあるので、商品の価格から逆算しなければならないのが面倒です。
ふるさと納税は最高の販路
ふるさと納税は消費者の節税のためだけじゃなく
出品者にも絶大なメリットがある
ということがお分かりいただけたと思います。
メリットは
- 出品手数料なし
- 発送料無料
- 圧倒的拡散力
デメリットは
どう見てもメリットの方がおおきい!
まだふるさと納税に出品していない農家のかた、ぜひ利用してくださいね!
ちたる農園の紹介はこちら
今日は「ふるさと納税」に出品するメリット・デメリットについて解説するよ!